世の中には、累進課税制度や法人税について「税金が高い」と文句を言う人がいる。 けれど、それは単なる勘違いであると指摘したい。 そこでまず、多くの金を稼いでいる人のことについて考えてみる。 お金をたくさん稼げる人とは、たくさんの人と関わっている…
アマゾンの電子書籍Kindleの読み方について説明します。 1.まず、お使いの端末(パソコン、スマフォ、タブレットなど)をご確認下さい。 A. Kindleをご利用の方 → すぐにご利用頂けますB. アップル社製の端末(iPhone iPad iPod iMac)をご利用の方 → アップ…
まずは事の経緯から説明しないとならないのだけど、前から言っているように、私はkindle(アマゾンの電子書籍)を売ろうかなと思っている。 それで、キンドルのロイヤリティは、売値の35%か70%ということになっている。けれど、アマゾンはあくまでもアメリ…
集団的自衛権が未来にどのような影響を及ぼすか、感情論抜きで考えてみたい。 それで、計算結果だけど、「集団的自衛権は日本にとって有利」という結果が導き出された。一応一言だけ付け加えておくと、「使い方を間違えなければ」ということになる。 まず、…
社会起業家―社会責任ビジネスの新しい潮流 (岩波新書)作者: 斎藤槙出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/07/21メディア: 新書購入: 6人 クリック: 36回この商品を含むブログ (39件) を見る社会起業家についてわかりやすく書かれていたと思う。これ関連の本…
蟹工船・党生活者 (新潮文庫)作者: 小林多喜二出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1953/06/30メディア: ペーパーバック購入: 12人 クリック: 139回この商品を含むブログ (264件) を見る文芸評論としては、蟹工船ははっきり言って下作だと思う。歴史的な価値がな…
私の拙いブログを読んでいただきありがとうございます。いろいろな事情から、キンドルで電子書籍を販売することにしました。 はじめに登録したのは、「憎しみを乗り越えて」です。憎しみを乗り越えて作者: 平田圭吾発売日: 2014/06/01メディア: Kindle版この…
高いチケットを手に持って、仰々しいチケット切りゾーンを抜けると、そこには「落書き」が飾られていた。 「はずれか。だから県美術館なんだ。」あまりの期待はずれ感に、周りを見てみると、周りの人達はわりと熱心に絵を見入っていて、その行列は、流行った…
ユダヤ教とキリスト教が、親子か兄弟の関係であることは、ほとんどの人がご存知のことと思う。さらに詳しく言えば、ユダヤ教の経典と、キリスト教の旧約聖書が同じということになる。それで、キリスト教には新約聖書もあるのだから、ユダヤ教、プラスアルフ…
教育力 (岩波新書)作者: 齋藤孝出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/01/19メディア: 新書購入: 5人 クリック: 164回この商品を含むブログ (60件) を見るとても良い本であった。 教育者のみならず、誰が読んでも役に立つのではないか。教育者なら尚更であ…
「かばんが盗まれた」 スーパーマーケットに居たぼくは、そんな言葉を耳にした。ぼくは驚いてそちらを見た。すると、80歳前後のおばあさんが、買い物カートの中を覗きこんでいた。 話は前後するけど、このスーパーマーケットは、うちの近所の激安スーパー。…
最近、ウクライナが、住民投票によってロシアに編入されたけど、これは、世界史上、初めてのことでもなかったみたいだ。 今日、たまたま、世界史の音声ファイルを聞いていたら、この部分があって、ザール地方のことは知らなかったので驚いた。 ウィキを見て…
http://d.hatena.ne.jp/keigossa/20140317/1395037950前の記事を読んで頂いた方は、開放システムと閉鎖システムという言葉が、最低でも二種類の意味を持っていることを分かっていただけたと思う。それで、これらか私が述べることは、システム工学や複雑系な…
開放システムと閉鎖システム、この言葉の意味は、使う分野によってだいぶ異なるようである。社会学の分野で開放・閉鎖システムというと、例えば、アメリカのような自由移民「開放システム」形社会、とか、日本の江戸時代のような鎖国「閉鎖システム」形社会…
四章 こういった話がある。ソウ丘というところを守っていた人が、楚の宰相である孫叔敖に会見して言った。「私はこのように聞いたことがあります。宮仕えが長くなれば士からこれを妬まれ、爵祿が厚ければ民衆からこれを怨まれ、位が尊いと君主からこれを恨ま…
堯問第三十二一章 堯は舜に質問した。「私は天下がこちらにやってくるようにしたいだ。どうしたらよいだろうか。」 答えて、「一を執り守って失わないようにして、微かなことを行って怠ることなく、裏表なくまごころを大切にして離れることがなければ、天下…
五章 魯の哀公が孔子に質問した。「紳の幅広の帯を着けて、委や章甫の冠には、人への利益があるのでしょうか。」 孔子は何を聞くのかといった表情で答えた。「あなたさまは、どうしてそんな質問をされるのですか。喪のときに着る資衰やそのときに用いる竹の…
三章 魯の哀公が、舜の冠について孔子に質問した。孔子は答えなかった。三回同じことを質問したのだけど、孔子は三回とも答えなかった。哀公が言った。「私が、舜の冠について先生に質問しているのに、どうしてお答えにならないのですか。」 孔子は答えて言…
哀公第三十一一章 魯の哀公が孔子に質問した。「私は、私の国の士達と議論をして、彼らと一緒に国を治めたいと思っています。敢えて問いますが、どうやったら、こういった士達を選び取ることができるでしょうか。」 孔子は答えた。「今の世に生まれているの…
五章 曾子は言った。「一緒に旅などをしていて愛されないのならば、必ず自分が不仁だからである。親交があるのに敬われないのは、必ず自分に優れたことがないからである。貨財のことになったとき信じられないのなら、必ず自分に不信な点があるからである。こ…
法行第三十一章 公輪は有名な細工職人であるけれど、定規に何か自分の細工を加えることはできない。それと同様に、聖人でも礼に何かを加えることはできない。礼というものは、皆がそれに則っていながら知ることなく、聖人はこれを自身の法としてしかもそれを…
五章 子路が孔子に質問して言った。「魯の大夫は、喪に入ってから一年後の練の祭りのあと、喪の間に使う質素な寝床でなく普通の寝床で寝るようになりますが、これは礼でしょうか。」 孔子は答えた。「私は知らない。」 子路は、孔子の所から退出すると子貢に…
子道第二十九一章 家に入れば孝(親を大事にして)、家から出れば弟(年長者や位の高い人に恭敬)であることは、人の行いのうちでも小行いというものだ。上に善で和して下にはその気配りが篤いならば、これは中行と言える。道に従って君主に従わず、義に従っ…
八章 孔子が南の楚に向かおうとして、陳と蔡の国境で苦しんだことがあった。七日間、火を通したものを食べることができず、野草の濃いスープに米を混ぜたものさえ口にできなくなり、弟子は皆な飢えた顔色だった。子路が進み出て言うには、「私はこのように聞…
集合知とは何か - ネット時代の「知」のゆくえ (中公新書)作者: 西垣通出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2013/02/22メディア: 新書 クリック: 18回この商品を含むブログ (26件) を見る良い本と思う。 「ネットはこうなる!」みたいなことを言って、ネッ…
四章 詩経にはこのようにある。「あの日月を見ていると 悠然とわたしは思う 道が遠いのなら どうしてこちらに来ることができようかと」孔子は言った。「頭を下げていれば どうして来ないことがあろうか」と。五章 孔子が東に流れている水を観ていた。子貢が…
三章 孔子が魯の司寇(法務大臣)となったとき、父と子がお互いを訴えるということがあった。孔子はこの二人を三ヶ月の間、同じ所に拘留した。すると、父の方が訴えを取り下げたいと申し出てきた。そして、孔子はこの二人を許した。季孫(魯の実力者)は、こ…
宥坐第二十八一章 孔子が魯の桓公の霊廟を配管した時、傾いた器があった。孔子が、霊廟を守っている人に「これは何の器ですか」と尋ねると、その人は、「これは恐らく宥坐という器でしょう」と答えた。 孔子は、「私は、宥坐の器とは、何も入っていないとき…
七十二 知者とはものごとに明らかで理論的に答えを導くことに長けている。不誠実な付き合いをしてはならない。だから言うのだ、「君子は説ばしめ難し」と。君子を喜ばせるためには、道に依拠しなければ喜ばすことなどできない。また、こういった言葉がある。…
六十三 君子が好む人とは、その人である。その人であるのに教えないのなら、それは不祥というものだ。君子でない人が好む人とは、その人ではない。その人でないのに学問を教えれば、それは例えば盗賊に穀物を贈り、逆賊の人に兵を貸すようなものである。六十…