2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

易経6 訟

天水訟 訟は孚ありて塞がる。おそれて中すれば吉、終われば凶なり。大人を見るに利ろし。大川を渉るに利ろしからず。 初六 事とするところを永くせざれば、小しく言あるも終わりには吉なり。 九二 訟に克たず。帰りてのがる。その邑人三百戸なら眚なし。 六…

空・絶対的反対の中立・二律背反を完全に理解している人いませんか

仏教的に言うと空キリスト教的に、またはニコラス・クザーヌス的に言うと絶対的反対の中立近代哲学的に、またはフリードリヒ・ヘーゲル的に言うと二律背反 この三者の言い方はあれど、この真理を完全に理解している人と対話してみたい。 これを完全に理解す…

資本-民主主義の崩壊

この表題の意味が分かる人がいるだろうか。なぜあなあたは信じないのか。生まれて死なないものはないのに。なぜあなたは想像しないのか。全てに訪れる破滅を。なぜあなたは希望を持たないのか。破滅の後の産声に。江戸時代が終結し、封建主義が崩壊したよう…

せんなきかな

せんなきかな新しきことを知りて分かち合えぬことせんなきかな真実を知りて確かめられぬことせんなきかなサイの角のように唯一人歩むことせんなきかな死するまでわからぬことせんなきかなせんなきこと有情にして起こることせんなきかな

易経5 需

水天需 需は孚あり。光いに亨る。貞しければ吉なり。大川を渉るに利ろし。初九 郊に需つ(まつ)。恒を用いるに利ろし。咎なし。 九二 砂に需つ。小しく言あるも終わりには吉なり。 九三 泥に需つ。寇の至るを致す。 六四 血に需つ。穴より出づ。 九五 酒食…

易経4 蒙

山水蒙 蒙は亨る。吾より童蒙に求むるにあらず、童蒙より吾に求む。初筮には告ぐ、再三すれば汚る、汚るれば告げず。貞に居るに利ろし。 初六 蒙を発く。もって人を刑するに利ろし。もって桎梏を解き、もって往けば吝なり。 九二 蒙を包ぬ、吉なり。嫁を納る…

易経3 屯

水雷屯屯は元いに亨りて貞しきに利ろし。往くところあるに用うるなかれ。侯を建つるに利ろし。 初九 盤桓たり。貞に居るに利ろし。侯を建てるに利ろし。 六二 屯如たり、テン如たり、馬に乗りて班如たり。寇するにあらず婚講せんとす。女子貞にして字せず。…

気になる・・・

アクセス数が増えているんだけど、リピーターの方なのか、何かを検索してここに来てしまったのかわからない。気になる…。もしリピーターというとても有り難い方がいらっしゃるのなら、是非コメントなり、メールするなりしてください。対話することは確かに疲…

易経2 坤

坤は元いに亨る。牝馬の貞に利ろし。先ずれば迷い、後るれば主を得。西南に朋を得、東北に朋を失うに利ろし。貞に安んずれば吉なり。初六 霜を踏みて堅氷至る。 六二 直方大なり。習わざれども利ろしからざるなし。 六三 章を含みて貞にすべし、或いは王事に…

易経 乾

まあ、ちょっとした思いつきだけど、自分の復習も含めて易経の解題でもしようと思った。と言っても、原文を変えれば変えただけ深奥と易簡が損なわれるだけなので、ほとんど原文になるかもしれない。テキストは岩波文庫の易経(上)・(下)です。 乾 乾為天…

周易と占い

周易とは、6つの陰陽の配列と組み合わせで森羅万象を知ろうとする古代中国の哲学書に記されたもののこと。今から3000年前の周王朝のときに大成されたから周易という。その後、孔子によって十翼が付され、中国の哲学に深い影響を及ぼす。基本的には、哲…