2013-01-01から1年間の記事一覧

166.荀子 現代語訳 正名第二十二 七章-後

また、試しに、さらに深いところに隠れて察することが困難なものについても観てみよう。 心の中で理を軽んじる者は、必ず外の物を重んじている者であり、外の物を重んじているのなら、心は憂え患うことになる。行いが理から離れれば、必ず外の状態は自分にと…

165.荀子 現代語訳 正名第二十二 七章-前

七章 そもそも人は、必ず、そうしたいと思う可能な所に従って、そうしたいと思わない不可能な所からは去るものである。道が最高のものであると知りながら、それでも道に従わない者などは居るはずがない。 これを例えると、人がいて、南に向かおうと欲して南…

(★注意★オカルト)私は阿弥陀仏を見た! 3.で、仏はどこにいるの?

前回で、パラレルワールドについては、如何なく説明されたと思う。 しか〜し、それだけではないのだッッッッッ! 「重なっている別次元性」の方にも、もっと可能性がある。 どういうことかと言うと、この前、この三次元世界に重なっている「想念」と示した次…

(★注意★オカルト)私は阿弥陀仏を見た! 2.仏は何次元にいるの?

これは何の証拠とか典拠とかもない、ほとんど妄想や推測といった領域の話ではあるのだけど、仏とか神とかが存在するかどうかとかを検証しようとすると、この次元の概念を持ち出さないとならない。 そのために、まず自分の住んでいる次元を検証してみる。 現…

荀子 現代語訳 正名第二十二 七章-前

七章 そもそも人は、必ず、そうしたいと思う可能な所に従って、そうしたいと思わない不可能な所からは去るものである。道が最高のものであると知りながら、それでも道に従わない者などは居るはずがない。 これを例えると、人がいて、南に向かおうと欲して南…

(★注意★オカルト)私は阿弥陀仏を見た!  1.仏とは何か 

はじめに このシリーズには何の根拠もありません。単なる私の中で納得できることです。この前の「オカルトとデカルト」が人気だったようで、それを受けて、前に書いたものを転記しました。仏とは、正しく目覚めた人 という意味である。 それで「正しく目覚め…

164.荀子 現代語訳 正名篇第二十二 六章

六章 ※重要にして難解な部分なので、便宜上(1)という節番号を付ける(1) そもそも、治について語りながら、欲が去ることを待っている者は、欲を道びくことをしないで、ただただ欲があることに困っている者である。(凡そ治を語りて欲を去ることに待つ者は…

デカルトとオカルト

デカルトとオカルトこの一字違いの2つの言葉、文字としては一文字しか違わぬが、全く反対と言ってもいいほどのものである。その全く異なった意味とは正反対に、このあまりにも似た語呂によって、ついついこのくだらないダジャレ「デカルトとオカルト」という…

番外編 尽く用兵の害を知らざる者は、則ち尽く用兵の利をも知ること能わざるなり

パソコンが治った。 というか、結果から言うと、 そもそも、マウスしか壊れていなかった… 最後の記事を書いて、その後、NTTが怪しいと思って、NTTに電話したら、いろいろな試験をやることとなった。 そのときにやったのは、 1.BNR速度測定http://www.musen-l…

第五話 禁じられた遊び

今までのあらすじ 先週の日曜日に、クリックしても画面が次に進まず、シャットダウンもできなくなり、ネットのつながりも不安定になった。 パソコンが壊れたと思い、パソコンを分解したりして掃除をした。それでもイマイチなのでパソコンメーカーのサポート…

第四話 教会 -church-

今までのあらすじ 先週の日曜日に、クリックしても画面が次に進まず、シャットダウンもできなくなり、ネットのつながりも不安定になった。 パソコンが壊れたと思い、パソコンを分解したりして掃除をした。それでもイマイチなのでパソコンメーカーのサポート…

第三話 あ・き・○・め

ここまでのあらすじ 先週の日曜日に、クリックしても画面が次に進まず、シャットダウンもできなくなり、ネットのつながりも不安定になった。 パソコンが壊れたと思い、パソコンを分解したりして掃除をした。それでもイマイチなのでパソコンメーカーのサポー…

第二話 まさか!Only simple thing

デルに電話した結果、リカバリーするのが定石ということだったのだったけど、リカバリーをすると、自分のデータが消えてしまう。 どうしよう! しかし、実は、このリカバリーという選択肢は、すでにパソコンがおかしくなったときから考えていたことであった…

第一話 電源が切れない…

メインで使っていたデスクトップのパソコンが壊れたぽい。 最初の壊れ方はこんな感じだった。 パソコンを切ろうとして、スタートのところをクリックし、シャットダウンを選んでも、パソコンの電源が切れない。このほかにもインターネットの接続がときどき切…

パソコンが壊れた まとめ

第一話 電源が切れない…第二話 まさか!Only simple thing第三話 あ・き・○・め第四話 教会 -church-第五話 禁じられた遊び番外編 尽く用兵の害を知らざる者は、則ち尽く用兵の利をも知ること能わざるなり

163.荀子 現代語訳 正名篇第二十二 四・五章

四章 辞譲の節(辞退することと譲ることのけじめ)が得られ、長少の理(年齢の差で生まれる理)は善に従うものとなり、はばかり畏れられるべきことが称されることなく、妖辞(あやしげな言葉)が出されることもなく、仁心によって説き、学心によって聴き、公…

162.荀子 現代語訳 正名第二十二 三章

三章 侮られても辱めを受けたというわけでないとか、聖人は己を愛していないとか、盗人を殺すことは人を殺すことでないといったような理論は、これは名を用いることに迷って名を乱すものである。こういいったもののためには、名のある理由に照らし合わせて、…

161.荀子 現代語訳 正名第二十二 二章-後

そうであるならば、何によって名を異同するのか。 答えて、名は天官(天から与えられた自然に備わっている感覚器官)によって異同する。そもそも、種類も同じで感情も同じものは、天官が物を意に介してはかることも同じとなり、だから、疑わしく似ているもの…

160.荀子 現代語訳 正名篇第二十二 二章-前

二章 王者が名を制定すれば、名が定まり実際に弁論が行われ、道が行われて志が通じ、そのようにして慎重に民衆を率いて一つにする。 こうすることができれば、言葉を分析して自分勝手に正名を乱し、民衆を疑惑させて人に弁論と言い争いを多くさせることが、…

荀子解題 現代語訳

青空文庫に荀子解題というものがある。 恐らく、戦前の学者が書いたものではないかと思うが、wikiやその他の記述とも食い違いが見られ、現在の研究ではだいぶ変わっているかもしれない。荀子に興味のある方の参考になればと思う。 http://www.aozora.gr.jp/c…

大便の便と不便の便

この「大便の便と不便の便」という言葉は、荀子の議兵編にある言葉である。 中国初の帝国を作り上げた始皇帝の名宰相である李斯と荀子の対話の中で、荀子が言う言葉である。もしかしたら、地位を得て絶頂のときの李斯が、師である荀子のところを訪れて、こん…

特定秘密保護法案について

この法案がどんなもんなのか、詳しくは知らない。 ネットではわりと反対の声が多く上がっているように感じるのだが、政治に関心のない一般的な人はどのように感じているのだろうか? この前、テレビでの報道を見たけれど、このことについては、テレビの報道…

境地

人間には防衛本能が備わっている。 正確に言えば、その防衛本能は生を愛する性情から生まれる。 性情についてさらに正確に言えば、性は生まれ備わったものであり、生きていることによってまわりの環境に和合するために自然とそうなっているもののことである…

荀子 抄 儒効第八

荀子 抄 儒効第八 儒効第八 52.一章 ●是れ変勢次序の節の然らしめしなり 53.二章 ●勢の人の上に在れば則ち王公たるの人材なり、人の下に在れば則ち社稷の臣・国君の宝なり ●窮巷漏屋に隠ると雖も、人のこれを貴ばざる莫きは、道の誠にここに存すればなり ●其…

荀子 抄 仲尼第七

荀子 抄 仲尼第七 47.一章-前 ●仲尼の門にては五尺の豎子も言うに五覇を称することを羞じたり 48.-後 ●彼の王者は即ち然らず。賢を致して能く以て不肖を救い、強を致して以て弱きに寛(ゆる)くし、戦えば必ず殆うくせんも而もこれと闘うことを羞じ、委然と…

「知」と「賢」の違いについて

荀子を読んでいると、「知」と「賢」とが別概念として扱われていることがよく分かる。(これに付け加えて、荀子が人を評価する基準は、「知」でなくて、「賢」と「能」である。そして、賢者には位を授けて、能者には役職を割り当てるとなっている。) 知者と…

荀子 抄 非十二子第六

荀子 抄 非十二子第六 41.一章-前 ●仮今の世に、邪説を飾り姦言を文りて以て天下を擾乱し、キツ宇嵬瑣、天下をして混然として是非治乱の存する所を知らざらしむる者に人有り 42.-後 ●然れども、其のこれを持するには故を有ち、其のこれを言いては条理を成し…

荀子 抄 非相第五

荀子 抄 非相第五 33.一章-前 ●人を相うこと、古えの人は有りとすること無く学者は道わざるなり ●形を占うは心を論ずるに如かず、心を論ずるは術を択ぶには如かず。形は心に勝たず心は術に勝たず 34.-後 ●従者将に志意を論じ文学に比類せんとするか、直だ将…

文明の発展と人口について

文明の発展(誰かが享受できる文明による恩恵)と人類の数(世界人口、または隔絶された部分における部分人口)にはかなりの双方向的相関関係というものがある。 双方向的相関関係とは、例えば、できるコーヒーの量と味の濃さと、豆の量のような関係である。…

荀子 抄 栄辱第四

荀子 抄 栄辱第四 24.一・二章 ●驕泰は人の殃なり。恭倹は五兵をもしりぞく。戈矛の利有りと雖も恭倹の利に如かざるなり ●人に善言を与うれば布帛よりも煖く、人を傷つくるに言を以てすれば矛戟よりも深し ●清からんと欲して愈々濁るは口なり 25.三章 ●あら…