占い

占いが当たれば何でも解決できる?

占いが好きな人は、ほとんど「当たる占いさえあれば、なんでもうまくいく」と思っている。つまり、占いというものを、アニメやマンガ、小説に出てくる魔術や、象徴的に言えばドラえもんの四次元ポケットのように思っているのだ。恐らくこの時点で、占いを好…

占いが当たることは怖い?

占いをして、こちらが聞いてもいないことを言い当てると、その様子を見て「怖い」と言う人がいる。または、その占いがよく当たることを知って、自分がいざ占いを受けてみるという段になり「怖い」と言う人がいる。この反応は、非常に正常な反応であると思う…

易と人生哲学 を読んで

易と人生哲学 (致知選書)作者: 安岡正篤出版社/メーカー: 致知出版社発売日: 1998/09/30メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 6回この商品を含むブログ (10件) を見るとても良い本だった。 易のことを占術の本と勘違いしている人は是非とも読んでいただきた…

占いの話(SS-4の運命を占ってみた)

まずは事の経緯から説明しないとならないのだけど、前から言っているように、私はkindle(アマゾンの電子書籍)を売ろうかなと思っている。 それで、キンドルのロイヤリティは、売値の35%か70%ということになっている。けれど、アマゾンはあくまでもアメリ…

陰陽思想について

忘れないうちに記しておこう。 陰陽思想(あくまで私の定義する)とは、陰と陽を同時に肯定することであった。 どういったことかと言うと、両極を同時に肯定するということだ。 多くの人が、ものごとをデジタルに(無機質な数字として)処理をして、ステレオ…

易の研究(巽について)

昨日、歩き瞑想をしていたとき、とても風が強かった。 そのおかげで、昨日と今日は少し調子が悪かったのだけど、まあ、それは置いておいて、面白いことに気がついた。 私の散歩コースは、柳並木があるのだけど、その柳がすごい勢いで、風になびいていていた…

易の運用2(超難解)

今日、易の運用について気が付いてしまった。 前、八卦を体の各部位に配したのだけど、それを組み合わせると、まさに易から、いろいろな義がいかんなく理解できてしまえる。 例えば、雷風(丹田から四肢)つまり、丹田に集めたエネルギーを四肢でどのように…

易の運用

易の基本は、まず八つの象がある。 乾 天 陽・先に立つ 兌 沢 喜び 離 火 文明 震 雷 動く 巽 風 したがう 坎 水 艱難 艮 山 止まる 坤 地 陰・従順 ここには一番一般的な、その象の示すイメージや象徴を書いておいた。 それで、この八つの象をそれぞれ、体…

高次科学

私の言うオカルトを、怪しさだけ取り除いて表現すると、この名前がいいよう思う。 英語で言うと high sphere (or dimension) science ということになる。 ちなみに宗教学や哲学(の中でも一等のもの)は、超高次科学:super high sphere (or dimension) scie…

占いが当たる時と当たらない時

この間、久しぶりに占いをしてあげたのだけど、少し面白いことに気がついた。 まず、私の占いは、現在を知ることであり、決して未来を見るものではないということ、そして、その現在に対応してなんかアドバイス的なことを言うというものであることが前提条件…

初めて雹を見た(陰陽的に考えてみた)

今日の3時ころ、すごい土砂降りになって、「すごい夕立だな」と思っていたら、その雨の音が急に「堅く」成り出したので、外をちらっと見てみたら、雹が降っていた。 しかも、大きさと量が半端でなかった。量の方は具体的に表現できないけど、大きさは、本当…

占いを理論的に表現してみた

なんとなく、私のやっているのを「占い」というとあまりにもオカルトチック過ぎるし、知らない人からするとあまりにも神秘的なものに聞こえてしまうので、新しい名前をつけた。私のやったり、研究したりしているのは、普通の占いと確かに内容は一緒だけど、…

占いはなぜ当たるのか

占いの当たる仕組みをなるべく分かりやすくまとめたものです。下賤な占い師にぼったくられないように是非一読してください。私が思うに本当に良い占い師は、未来を当てる占い師でなくて、未来を変える占い師です。ただ未来を変えるためには、今を当てて信じ…

易経8 比

水地比 比は亨る。原ね筮いて元永貞なれば咎なし。寧からざる者もまさに来らん。後るる夫は凶なり。 初六 孚ありてこれに比すれば咎なし。その孚缶に溢る如くなれば終わりに来たりて它の吉あり。 六二 これに比すること内よりす、貞にして吉なり。 六三 これ…

易経7 師

地水師 師は貞なり。丈人なれば吉にして咎なし。 初六 師は出づるに律をもてす、然らざればよきも凶なり。 九二 師に在りて中す、吉にして咎なし。王三度命をたまう。 六三 師あるいはかばねをのす。凶なり。 六四 師左き、次る。咎なし。 六五 かりしてえも…

易経6 訟

天水訟 訟は孚ありて塞がる。おそれて中すれば吉、終われば凶なり。大人を見るに利ろし。大川を渉るに利ろしからず。 初六 事とするところを永くせざれば、小しく言あるも終わりには吉なり。 九二 訟に克たず。帰りてのがる。その邑人三百戸なら眚なし。 六…

易経5 需

水天需 需は孚あり。光いに亨る。貞しければ吉なり。大川を渉るに利ろし。初九 郊に需つ(まつ)。恒を用いるに利ろし。咎なし。 九二 砂に需つ。小しく言あるも終わりには吉なり。 九三 泥に需つ。寇の至るを致す。 六四 血に需つ。穴より出づ。 九五 酒食…

易経4 蒙

山水蒙 蒙は亨る。吾より童蒙に求むるにあらず、童蒙より吾に求む。初筮には告ぐ、再三すれば汚る、汚るれば告げず。貞に居るに利ろし。 初六 蒙を発く。もって人を刑するに利ろし。もって桎梏を解き、もって往けば吝なり。 九二 蒙を包ぬ、吉なり。嫁を納る…

易経3 屯

水雷屯屯は元いに亨りて貞しきに利ろし。往くところあるに用うるなかれ。侯を建つるに利ろし。 初九 盤桓たり。貞に居るに利ろし。侯を建てるに利ろし。 六二 屯如たり、テン如たり、馬に乗りて班如たり。寇するにあらず婚講せんとす。女子貞にして字せず。…

易経2 坤

坤は元いに亨る。牝馬の貞に利ろし。先ずれば迷い、後るれば主を得。西南に朋を得、東北に朋を失うに利ろし。貞に安んずれば吉なり。初六 霜を踏みて堅氷至る。 六二 直方大なり。習わざれども利ろしからざるなし。 六三 章を含みて貞にすべし、或いは王事に…

易経 乾

まあ、ちょっとした思いつきだけど、自分の復習も含めて易経の解題でもしようと思った。と言っても、原文を変えれば変えただけ深奥と易簡が損なわれるだけなので、ほとんど原文になるかもしれない。テキストは岩波文庫の易経(上)・(下)です。 乾 乾為天…

周易と占い

周易とは、6つの陰陽の配列と組み合わせで森羅万象を知ろうとする古代中国の哲学書に記されたもののこと。今から3000年前の周王朝のときに大成されたから周易という。その後、孔子によって十翼が付され、中国の哲学に深い影響を及ぼす。基本的には、哲…