アリストテレスの弁論術を読んでいて2
ついにこの時が来てしまった。
仏典を漢字で理解できる弊害と、
易を独学できる環境の悪さと、
孫子を文学的にも高い価値があると知れる悪影響が!
つまり、アリストテレスのオルガノン(恐らく西洋では相当に有名な古典)がない!ということである。
多分、西洋圏に住んでいれば比較的簡単に手に入る書物なのであろうが、日本ではどう探しても手に入りそうなものがないのである。
論語とか仏典とかが多数あることとそれに親しめることの恩恵を受けていたから、いつかその弊害が訪れることは明白であったのだけど、遂にこの時が来たか。という感じだ。
弁論術とアリストテレスを厳密に理解しようとすると、どうしてもこの書物を読まなければならない感じがする。部分的なものは手に入るみたいだし、そのへんでなんとかしよう。
2013.1.14