今朝のニュースでアベノミクスが非難されていたが

今朝のワイドショー的なニュースで、アベノミクスが早速非難されていた。

私は、アベノミクスの効果は出ないと推測しているのだけど、それでも嫌気がさした。

なぜアベノミクスがの効果が出ないと思っているかは、長くなるので詳しく説明するのはやめておくけど、安倍氏自民党を感情的に非難していると思われるのは困るので、簡単に説明しておく。

私の考えによると、現在の不景気というか、経済の低調は、この経済自体の枠組みに問題があるから起きているのであって、その枠組みの中でどれだけ対策をしても“良く”はならないからである。例えるなら、テロ組織があって、このテロ組織が全部日本人で構成されていて、さらに日本でばかりテロ行為をしていたとする。普通に考えると、これは日本国内の問題であるから、日本の中でなんとかしようとすると思う。しかし、実は、このテロ組織の首謀者は全て国外の外国人であり、そういった意味でも、日本国内でどれだけ捜査したり対策をしたりしてもなんの成果もあがらないような感じ。それで、アベノミクスは、この日本の国内−現在の経済の枠内での対策をしているに過ぎなくて、なんの成果も上がらないという意味である。

ここで本論に戻ると、要は、私が嫌気がさしたのは、マスコミ達に対して「何が良いの?」ということである。アベノミクスは、お金を使うことで経済を良くしようとする「攻めの経済対策」とすることができよう。これに対して、民主党政権は明らかに「守りの経済対策」であった。ここで、攻めと守りと両方の対策が出たのに、彼らは両方とも非難し、ネガティブなことばかりまくしたてるのである。

攻めなかったら守りしかない、なのに、攻めも守りも非難する。

ほんとにレベル低いと思う。とにかく、信念とか、そういったものが微塵も感じられない。まあ、テレビ自体が娯楽目的のものであるからには、そういったことも仕方ないと思うけど、なんとも嫌気がさすできごとだなぁと思った。

とにかく、ほめることが主眼の報道なんて一度も聞いたことがない気がする。(ほとんどテレビ見ないが)ほめるワイドショーを放送したり、ほめるチャンネルでも始めたら、視聴率が取れるのではないか。テレビ関係者の人には、是非とも考えていただきたいことである。