断食をした

 昨日は、昼食を食べてから断食をしてみた。

 原始仏教で、満月、新月上弦の月下弦の月の日は、ウポーサタといって、在家の信者も僧侶の生活をするといい、ということになっているらしい。そのウポーサタが昨日だったので断食した。

 なんとか断食は成功したのだけど、こんな早い時間に日記を書いていることからも分かるように、昨日は、風呂も入らずに8時ころから寝ていた。つまり、断食はしていたわけだが、ほとんど我慢していないわけだ。

 なんで私が、急に断食とかをし出したか言うと、(オカルトなのだけど)このままだと大病に合うと確信したからだ。この前買った本の中に手相の本もあったのだけど、その本を読みながら自分の手相を確認していたら、大病の相が出ていた。そんな手相信じるの?と思われるかもしれないけど、まあ、いろいろな怪しげな学(特に易とか)をしている私にとって、自分の体の変調というかを読み取ることはそんな難しいことではない。なんとなく、このままだと、大きな病気に合うような気がしていたところに、その手相に気付くということが起きて、これが確信となったわけだ。

 そしてまた、これに気付くと同時に、いろいろな方面から食べ物を少なくすると長生きできるとか、「養生は節に若くは無し」といったような格言が入ってきて、食べ物を減らすことにしたのだ。この偶然の重なり具合からして、この食べ物を減らすことをきっかけに、大病に合わなくなる可能性が高まると確信したわけだ。

 食べ物を減らすという決心がついたのは、大病に合うと確信した時、ものすごい「病気に対する恐れ」が起きたからだ。自分が健康に生きていることがとても愛おしく思われたのだ。命惜しさというような感情だ。

 まあ、そのような経緯があって、断食とかをしてみようと思ったわけだけど、「断食すると、普段の食べ物が少なくて済むようになる」ということが発覚した。この前断食して以来、明らかに前よりも少ない量で腹が膨れたと感じられるようになった。ウポーサタの断食は、とりあえず、健康のためにも続けていこうと思う。徳的に成長できれば、それに越したことはない。