2012-11-05から1日間の記事一覧

パイドンを読んでいて3

今日、パイドンを読んでいて、「プラトンは極端だな」と思った。というのも、魂と肉体を完全に分ける議論は、やはり極端と言わざるを得ないからである。だが、それはそれで完結的な論証ができているわけであって、途中で肉体と魂とのハーモニー(調和)につ…

30.学問のすすめ 現代語訳 七編 第一・二段落

七編 国民の職分を論ず 第六編に国法の貴いことを論じて、国民たるものは一人で二人分の役目を勤めるものだと言った。今またこの役目職分のことについて、これからさらに詳しく述べて六編の補てんとする。 第一段落 おおよそ国民たるものは、一人の身で二つ…