ウポーサタを続けて
今年の七月位から、ウポーサタと言う、原始仏教の習慣を続けている。このウポーサタの日は、満月、新月、上弦の月、下弦の月の日、僧侶と同じ生活をするというものなのだけど、断食だけに焦点を当ててこれを行っている。
断食と言っても、正午以降に水以外のものは口にしないというものだ。
なので私の場合だと、昼食を多めに取って、一時ころから何も食べず水しか飲まないというスタイルになっている。
それで、なんかここ一週間疲れるな〜とか思っていたら、前回のウポーサタのときに断食しなかったことを思い出した。母がどうしても飯を食えと言ってきたので、本当は食べたくなかったのだけど、食べたのだった。
それまで、つまり、一週間ほど前まで何故か体が疲れるというようなこともなくて、最近調子いいな、程度に思っていたのだけど、これが理由であったことが分かった。なにか、腹がつまるような感覚で呼吸も深くできなかった。お経をあげるときも、息継ぎをどこでするか厳密に決めているのだけど、昨日までは、そこまでいくまでに息が切れていたのに対して、今日は間違えて唱え直したのに息がきれなかった。まったく偶然とは思えない。
ちなみに、最近は、仏説阿弥陀経他は省略して、念仏と三誓偈とか慈悲とか、ほんとに五分くらい。
今日は断食して、さらに眼鏡も拭いたせいか、とてもさっぱりしている感がしている。
科学的に根拠があるのかわからないけど、間違いなくこれをやると調子がよくなることが分かった。そもそも、月が生命に及ぼす影響は大きいから、そういった事情は間違いなく関係していると思う。