経営者の名言

 今日、カンブリア宮殿を見ていたら、幻冬舎のなんか株主総会劇みたいなのをやっていた。それで、経営者の名言みたいなのが出てきた。

ソフトバンク
孫・・・「七割で行け」成功する確率が9割になるまで待つ事業は絶対に他にシェアを奪われる、だから、準備が7割できたらその事業に手をつけろ

ファーストリテイリングユニクロ
名前忘れた・・・「早く手を付けて、早くやって、早く失敗しろ」連戦連勝の経営者などいない、だから早く失敗をして次の成功をそれだけ早くしろ

幻冬舎
名前忘れた・・・「ひんしゅくは買ってでもしろ」「良薬よりも劇薬」ひんしゅくを受けるくらいのユニークな新しいことをしないと他には勝てない、だから、そうゆうことをしろ

コマツ重機
名前忘れた・・・「捨てるものを決めろ」特化の原理のこと。なにか一つだけぬきんでている方が他社に追いつかれるリスクが減る。だから、捨てるとこは捨ててぬきんでた物をひとつ作れ


 まあ、所詮は経営者、一種のペテン師ばかりだと思う。一番の自分の「宝」と一番の「手品のタネ」は絶対に言わない。まあ、この言葉を聞いて満足して真似しているようでは、まあ、二流だなと思う。そもそも、自分の真似はできないと思うからそれを言うのであるし、他に絶対の「自信」がある部分があるから、簡単にこうゆうことを言うのだ。ここを見抜かないとこいつらを超えることはできない。こいつらには、ある特殊な能力があるのだ。まあ、言ってしまうと「神がかったような先見性」とか「超長期的戦略の構築力」とか「自分への自信」とか「度胸」とか「運」とか…。これは、努力でなんとかなる部分もあるけど、残念ながらそうでない部分もある。こいつらは、それが絶対で他に真似できないと「確信」した上で、自分のタネをばらすようなことをしているのだ。少なくとも、私の真眼からはそうとしとか見えない。

 まあ、でも、この言葉も悪い言葉ではなくて、理解して使えればそれなりに役に立つと思う。まあ、経営には「早さ」と「特化」が必要だということだ。だけど、その「早さ」と「特化」の決断の根源は、さっき上で述べたものであるということだ。タネ明かしすればそんな話なんだけど、それを真似することは簡単にはできない。

 努力で何とかする方法も一つだけある。それは、真の王道を通り切る道だ。でも、この道こそ選ばれし者にしか進むことはできないかもしれない。

 あと、人間は不思議なもので、生まれ持った「スタイル」がある。運を引き寄せる型とでも言うべきか、人間として特化した能力と言うべきか、まあ、その辺も考えることも重要だと思う。